南山大学は、愛知県名古屋市にある私立大学です。東海エリアの受験生から高い人気があり、志望校に考えている高校生も多いと思います。大学選びでまず気になるのは偏差値ですよね。この記事では、南山大学の偏差値の目安から、入試の特徴、勉強の進め方、予備校の選び方までをまとめて紹介します。
南山大学の偏差値と大学のレベル
南山大学は東海エリアの私立大学の中でも、上位に位置づけられる大学です。この章では、偏差値の全体像と、数字を見るときの考え方を整理します。
南山大学の偏差値は学部によって幅がある
予備校各社が公表している南山大学の偏差値は、おおよそ45〜57.5の範囲に収まります。学部や学科、入試方式によって差があり、外国語学部、国際教養学部、法学部、経営学部などは50前後から上位、理工学部はやや低めから中位に置かれることが多いです。
ただし偏差値は毎年少しずつ動きますし、予備校によって算出方法も違います。数字は志望校を絞り込むための目安として使うのがおすすめです。最新の数値は、河合塾の入試難易予想ランキング表や大学公式サイトで確認してください。
東海エリアの私立大学の中での位置づけ
愛知県には、南山大学、愛知大学、名城大学、中京大学を合わせて「南愛名中」と呼ぶ言い方があります。この4校の中では、南山大学が最上位グループと見られるのが一般的です。
外国語教育に力を入れていて、英語やスペイン語、ドイツ語などを本格的に学べる点が特徴です。キリスト教の理念に基づく少人数の教育も知られています。東海エリアでの知名度が高いので、地元で就職したい人にも選ばれています。
偏差値を見るときの注意点
偏差値を見るときは、次の3点を頭に入れておくと判断しやすくなります。
- 予備校ごとに基準が違う(河合塾、駿台、東進で数字が異なります)
- 入試方式で数字が変わる(個別日程、全学統一、共通テスト利用など)
- 前年の数字は翌年そのまま使えない(志願者数で上下します)
どの予備校の偏差値も、模試の受験者の学力分布をもとに出された数字です。そのため、同じ予備校の数字どうしで比べるのが基本になります。複数の予備校の数字を見比べて、だいたいの位置をつかむ使い方が向いています。
学部別の偏差値と入試の特徴
南山大学には文系から理系まで複数の学部があります。ここでは学部ごとの偏差値の目安と、入試方式の違いを見ていきます。
文系学部の偏差値の目安
文系学部の目安を表にまとめました。数値は予備校の公表値をもとにしたおおよその範囲で、年度や方式によって変わります。
| 学部 | 偏差値の目安 | 学びの特徴 |
|---|---|---|
| 外国語学部 | 50〜55 | 英米、スペイン・ラテンアメリカ、フランス、ドイツ、アジアなど複数の言語を学べる |
| 国際教養学部 | 52.5〜55 | 英語で専門科目を学び、留学も組み込まれる |
| 人文学部 | 50〜52.5 | 心理、日本文化、キリスト教など幅広い分野 |
| 法学部 | 50〜55 | 法律学を軸に、公務員や企業法務をめざす学び |
| 経済学部 | 50〜52.5 | 経済理論とデータ分析の基礎を学ぶ |
| 経営学部 | 50〜55 | マーケティングや会計など実務に近い内容 |
| 総合政策学部 | 50〜52.5 | 政策や環境、まちづくりを横断して学ぶ |
表の通り、外国語学部と国際教養学部は上位寄りで、英語の力が合否に直結します。法学部や経営学部も幅があり、方式しだいで難易度が変わります。
理工学部の偏差値の目安
理工学部は偏差値45〜50前後が目安で、文系学部より少し低めに出る傾向があります。ソフトウェア工学、データサイエンス、電子情報、機械システムなどの分野があり、入試では数学と理科が中心になります。
数学は数列、微分積分、ベクトルなど、教科書の章末問題までしっかり解けるようにしておくと安心です。数字が低めでも、工学系は入学後に数学と物理の基礎が欠かせません。偏差値だけで決めず、学びたい分野で選んでください。
入試方式ごとの違い
南山大学の入試には、大学独自の個別試験、全学部統一型の試験、共通テストを使う方式、推薦入試などがあります。受験できる回数は方式によって違い、併願すれば合格のチャンスを増やせます。
- 個別日程は学部ごとの問題で、学部の特色に合った対策が必要です
- 全学統一は複数学部を同じ問題で受けられるので併願に便利です
- 共通テスト利用は高校の学習内容をそのまま活かせます
どの方式も英語の配点が高い学部が多く、英語は早めに固めておきたい科目です。詳しい日程や配点は、毎年の入試要項で必ず確認してください。
合格に必要な学力と科目別の勉強法
偏差値50前後の大学では、特別な裏技より、基礎を抜けなく固めた人が合格を取りやすくなります。科目ごとのポイントを紹介します。
英語は単語と長文読解が土台になる
文系学部では英語の比重が大きいので、最優先で力をつけたい科目です。まずは英単語を毎日コツコツ覚えます。『システム英単語』や『ターゲット1900』などの単語帳を1冊に決めて、何周も回しましょう。
次に英文法を固めてから、長文読解に進みます。長文は、1日1題でも読む習慣をつけると、試験時間に慣れていきます。解いた後は、分からなかった単語と文の構造を必ず確認してください。
国語と社会は教科書レベルの定着が近道
国語は現代文と古文が中心で、問題集を何度も解くより、解説を読んで解き方の型を身につけるのが効果的です。社会は、日本史や世界史なら教科書と一問一答で用語を整理し、年号と出来事の流れをセットで覚えます。共通テスト対策と並行して進められるので、高2の終わりから少しずつ手をつけると、高3の夏以降に余裕が生まれます。
模試の使い方と時期ごとの目標
学力の現在地を知るには、河合塾の全統模試や駿台の模試が役に立ちます。判定が出たら、点数よりも間違えた分野に注目して、復習の優先順位を決めてください。時期ごとの目安は次の通りです。
- 高2までは英語の基礎と数学、国語の土台づくり
- 高3の春から夏は全科目の穴埋めと、志望校の過去問に触れる
- 高3の秋以降は過去問演習と、方式ごとの対策
模試は受けっぱなしにせず、1週間以内に復習するのがコツです。
南山大学をめざす人の予備校・塾の選び方
初めての大学受験では、どの予備校や塾に通うかも悩みどころです。南山大学をめざす人に向いたタイプを紹介します。
河合塾や駿台など大手予備校の特徴
名古屋エリアには、河合塾や駿台予備学校の校舎があります。大手予備校は、模試の数と情報量が強みです。河合塾は志望校別の講座が多く、南山大学向けの対策講座が用意されることもあります。
駿台は、基礎から丁寧に積み上げる授業に定評があります。授業の進度が決まっているので、1人で計画を立てるのが苦手な人に向いています。まず体験授業を受けて、先生との相性を確かめるのがおすすめです。
東進ハイスクールや武田塾など自分のペースで進める塾
部活が忙しい人は、東進ハイスクールのような映像授業が便利です。自分の都合のよい時間に受講できるので、移動時間も節約できます。また武田塾は、参考書を1冊ずつ完璧にしていく指導で、基礎から立て直したい人に合っています。どちらも自分で学習を進める力が必要になるので、続けられるかを考えて選んでください。
通い始める時期と選ぶ基準
予備校は、高2の冬から高3の春までに決める人が多いです。通う前に、次の点を比べておくと失敗が減ります。
- 通いやすさ(自宅や学校からの距離と通学時間)
- 授業の形式(集団授業、映像授業、個別指導)
- 費用(授業料に加えて、模試代や講習代)
複数の予備校の資料を取り寄せて、体験授業に行ってから決めると納得して選べます。南山大学の偏差値は、基礎を積み上げれば届く範囲にあります。自分に合った環境を見つけて、無理のないペースで進めていきましょう。