「立教大学って、偏差値どのくらい必要なの?」と気になっている高校生は多いはずです。MARCHの一角を占める立教大学は、キャンパスの雰囲気やブランド力から根強い人気を誇りますが、学部によって偏差値にかなりの幅があります。
この記事では、立教大学の学部別偏差値から入試方式の特徴、さらに合格に向けた具体的な勉強法や予備校選びまで、初めて大学受験に臨む高校生でもわかるようにまとめました。ぜひ最後まで読んで、受験対策の第一歩に役立ててください。
立教大学の偏差値の概要
立教大学の全体的な偏差値レンジをつかむことが、受験戦略を立てる第一歩です。まずは大学全体の位置づけを確認してから、自分の志望学部へ絞り込んでいきましょう。
立教大学とはどんな大学?
立教大学は、東京都豊島区池袋と埼玉県新座市に2つのキャンパスを持つ、MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)の一校です。1874年に聖公会の宣教師によって創立されたキリスト教系の大学で、リベラルアーツ教育と語学教育に力を入れていることで知られています。
特に観光学部・異文化コミュニケーション学部・経営学部は全国的な知名度が高く、就職実績も安定しています。池袋キャンパスの赤レンガ造りの建物は「映える」とSNSでも話題になるほど魅力的で、大学の雰囲気を重視する受験生にも人気があります。
また、立教大学は近年英語資格・検定試験を活用した入試方式を積極的に導入しており、英語4技能をしっかり磨いた受験生にとって有利な環境が整っています。
偏差値の見方と活用法
大学受験における「偏差値」とは、模試の受験者全体の中で自分がどの位置にいるかを示す数値です。偏差値50が平均、それより高いほど上位に位置します。
重要なのは、偏差値は模試の種類によって異なる点です。河合塾・駿台・ベネッセなど、模試を提供する会社によって母集団や難易度が違うため、数値に多少のズレが生じます。立教大学を調べる際は複数の模試データを比較することが大切です。
また、偏差値はあくまで「合格可能性の目安」です。入試では当日のコンディションや問題との相性も影響するため、偏差値より少し上を目標に設定して余裕をもって対策を進めるのがおすすめです。
他の有名私立大学との比較
立教大学はMARCHの中でも上位〜中位に位置します。以下の表で他大学と比較してみましょう。
| 大学名 | グループ | 文系偏差値目安 | 理系偏差値目安 |
|---|---|---|---|
| 早稲田大学 | 早慶上理 | 65〜70 | 65〜70 |
| 慶應義塾大学 | 早慶上理 | 65〜70 | 65〜70 |
| 明治大学 | MARCH | 60〜65 | 58〜63 |
| 立教大学 | MARCH | 60〜65 | 55〜60 |
| 青山学院大学 | MARCH | 58〜65 | 55〜60 |
| 中央大学 | MARCH | 57〜65 | 53〜60 |
| 法政大学 | MARCH | 57〜63 | 52〜60 |
※偏差値は河合塾「入試難易予想ランキング表」などを参考にした目安です。入試方式・年度によって変動します。最新情報は各大学の公式サイトや予備校の最新データで確認してください。
学部別の偏差値一覧
立教大学は文系・理系あわせて10以上の学部を擁しており、学部によって偏差値には大きな差があります。志望学部を決める前に、まず全体像を把握しておくことが大切です。
文系学部の偏差値
立教大学の文系学部は全般的に偏差値が高く、特に異文化コミュニケーション学部・観光学部・経営学部・社会学部は難易度が高めです。
| 学部名 | 主な学科 | 偏差値目安(河合塾) |
|---|---|---|
| 異文化コミュニケーション学部 | 異文化コミュニケーション | 67.5 |
| 観光学部 | 観光・交流文化 | 62.5〜65 |
| 経営学部 | 経営・国際経営 | 62.5〜65 |
| 社会学部 | 社会・現代文化・メディア社会 | 62.5 |
| 文学部 | キリスト教・文学・教育 | 60〜62.5 |
| 法学部 | 法律・国際ビジネス法・政治 | 60〜62.5 |
| 経済学部 | 経済・経済政策・会計ファイナンス | 60〜62.5 |
| コミュニティ福祉学部 | 福祉・スポーツ・コミュニティ政策 | 57.5〜60 |
文系学部の中で最も偏差値が高いのは異文化コミュニケーション学部です。英語力が問われる入試が多く、英語が得意な受験生にとって有利な一方、高いハードルがあります。一方、コミュニティ福祉学部は比較的チャレンジしやすいラインにあり、福祉・スポーツ系に興味のある人には狙い目の学部です。
理系学部の偏差値
立教大学の理系は理学部・人工知能科学部の2学部です。文系に比べると偏差値は低めに設定されていますが、数学・理科の配点が大きく、理系科目の実力が直接合否に影響します。
| 学部名 | 主な学科 | 偏差値目安(河合塾) |
|---|---|---|
| 理学部 | 数学・物理・化学・生命理学 | 55〜60 |
| 人工知能科学部 | 人工知能科学 | 57.5〜60 |
人工知能科学部は2019年に新設された比較的新しい学部で、AIやデータサイエンスへの関心が高まる中で注目度が上昇しています。プログラミングや数学が得意な受験生にとっては将来性の高い選択肢の一つです。
偏差値から見る難易度の特徴
立教大学の偏差値の特徴をまとめると、以下のようになります。
- 文系全体の偏差値が高く、57.5〜67.5の幅がある
- 理系は文系より低めだが、理科・数学の配点が高いため油断は禁物
- 英語の比重が全学部で高く、英語力が合否を左右しやすい
- 学部内でも学科・入試方式によって偏差値に差がある
上記のポイントからわかる通り、立教大学では英語の出来が合格のカギを握ることが多いです。得意科目として英語を磨くことが、受験戦略上とても重要になります。
入試方式と偏差値の関係
立教大学は複数の入試方式を用意しており、方式によって科目数や難易度が異なります。自分に合った方式を選ぶことが、合格への近道です。
一般選抜(全学部日程・学部個別日程)
立教大学の一般選抜には全学部日程と学部個別日程の2種類があります。
全学部日程は複数の学部を同じ日程で受験できるタイプで、出願できる学部の幅が広いのが特徴です。試験科目は英語・国語・選択科目(地歴・公民・数学から1科目)の3科目が基本です。
学部個別日程は各学部独自の問題で実施され、全学部日程より難易度が高くなることが多いです。各学部の個性が色濃く出た問題が出題されるため、志望学部に特化した対策が必要になります。
どちらの方式でも、英語の配点が全体の40〜50%を占めるケースが多く、英語力が合否に直結します。
大学入学共通テスト利用入試
共通テスト利用入試は、大学入学共通テストの点数だけで合否が決まる方式です。個別の学力試験がないため、共通テスト対策に集中できるメリットがあります。
立教大学の共通テスト利用では、3科目型と5科目型が設定されているケースがあります。一般的に得点率85〜90%以上が合格ラインの目安とされており、難易度は高めです。
共通テストで高得点を狙うためには、駿台予備校や河合塾の共通テスト対策講座を積極的に活用し、過去問演習を繰り返すことが効果的です。
英語4技能・資格試験利用入試
立教大学は英検・TEAP・IELTS・TOEFLなどの外部英語資格を活用した入試方式も設けています。英語の試験を外部資格のスコアで代替できるため、英語が得意な受験生にとって有利な選択肢です。
たとえば英検2級以上を取得していると、一部の方式で英語試験が免除されたりスコアが加点されたりします。英語4技能(読む・書く・聞く・話す)を総合的に伸ばすためには、スタディサプリEnglishやシャドーイング練習なども取り入れると効果的です。
立教大学に合格するための勉強法
偏差値を実際に上げるためには、正しい勉強法と教材選びが欠かせません。科目ごとのポイントを押さえて、効率よく学力を伸ばしていきましょう。
英語対策
立教大学の英語は長文読解・文法・語彙が中心ですが、学部によっては英作文や英語リスニングが課されることもあります。配点が大きいだけに、英語は最優先で対策すべき科目です。
英語力を伸ばすには以下のステップが効果的です。
- 単語力の強化:『システム英単語』(駿台文庫)や『英単語ターゲット1900』(旺文社)で語彙を固める
- 文法の徹底:『英文法・語法 Vintage』(いいずな書店)や『NextStage』(桐原書店)で体系的に学ぶ
- 長文読解の演習:『やっておきたい英語長文500』(河合出版)などで読解スピードと精度を上げる
- 過去問演習:立教大学の過去問(赤本・青本)を最低5年分解く
単語と文法の基礎がないと長文読解の演習をしても伸び悩みます。まず単語帳を1冊完璧に仕上げることを優先してから、長文演習に移るのがおすすめです。
国語・社会の対策
国語(現代文・古文)は、立教大学では現代文の比重が高めです。評論文を中心に出題されることが多く、論理的な読解力と記述力が問われます。『現代文読解力の開発講座』(駿台文庫)や『ゴロゴ古文単語565』などで対策しましょう。
国語に強い個別指導塾おすすめ10選|苦手克服から難関校対策まで
社会(日本史・世界史・地理・政治経済)は、文系受験生の多くが選択する科目です。立教大学の社会は細かい知識よりも流れや背景の理解を問う問題が多い傾向があります。
- 日本史なら『日本史B講義の実況中継』(語学春秋社)
- 世界史なら『ナビゲーター世界史』(山川出版社)
- 用語暗記には各社の「一問一答」シリーズが効果的
社会科目は得点の安定化に有効です。英語・国語が苦手な受験生ほど、社会でしっかり点数を稼ぐ戦略を意識しましょう。
数学・理科の対策(理学部・経済学部志望者向け)
理学部や経済学部(会計ファイナンス学科)を志望する場合、数学が必須科目になります。立教大学の数学は標準〜やや難レベルで、計算力と発想力が求められます。
理学部受験生は数学に加えて物理・化学・生命理学の専門科目も対策が必要です。基礎固めには『青チャート』(数研出版)、応用力をつけるには『Focus Gold』(啓林館)が定番です。
理科は物理なら「物理のエッセンス」(河合出版)、化学なら「化学の新研究」(三省堂)などを使いつつ、大学の過去問で出題傾向をつかんでください。
偏差値別おすすめの予備校・塾
現在の偏差値によって、最適な予備校や学習環境は変わります。自分の現状を正確に把握したうえで、効果的なサポートを受けられる場所を選びましょう。
現在の偏差値が50以下の場合
偏差値50以下の段階では、基礎固めが最優先です。この時期は難関大学向けの授業よりも、基礎から丁寧に教えてくれる環境を選ぶことが重要です。
- 東進ハイスクール:映像授業で自分のペースで学べる。基礎から応用まで豊富な講座ラインナップ
- 武田塾:「授業をしない塾」として有名。参考書学習を徹底管理してくれるので、自学の習慣がつく
- 個別指導塾(スクールIE・明光義塾):苦手科目を1対1で丁寧に教えてもらえる
偏差値50以下の時期に無理して難しい参考書や授業に飛びつくと、消化不良になりがちです。まずは基礎レベルの問題を確実に解けるようにすることが、後の伸びにつながります。
偏差値50〜60台の場合
偏差値50〜60台になると、MARCH合格を現実的に狙える位置に来ています。ここからは志望大学に特化した対策を重点的に行う段階です。
- 河合塾:MARCH対策講座が充実しており、模試データも豊富。立教大学の傾向分析に強い
- 駿台予備校:特に英語・数学・理科の授業の質が高く、立教理系志望にも対応
- 代々木ゼミナール:復習教材や添削システムが充実しており、記述力を伸ばしたい人に向いている
- スタディサプリ:コスト重視で自学派の受験生に最適。MARCH合格実績も多数
予備校を選ぶ際は「立地・費用・授業スタイル(映像or対面)・サポート体制」の4点を比較することが大切です。無料体験授業を積極的に活用して、自分に合う環境を見つけましょう。
効率的な学習スケジュールの立て方
立教大学合格を目指すうえでの大まかな学習スケジュールは以下のとおりです。
| 時期 | 主な目標 | 取り組む内容 |
|---|---|---|
| 高2・3月まで | 基礎固め | 英単語・文法・数学基礎 |
| 高3・4〜7月 | 応用力の強化 | 長文読解・社会通史・数学演習 |
| 高3・8月 | 夏期集中 | 苦手科目の克服・模試受験 |
| 高3・9〜11月 | 志望大学別対策 | 立教大過去問・模試受験・弱点補強 |
| 高3・12〜1月 | 共通テスト対策 | 過去問演習・時間配分の最適化 |
| 高3・2月 | 本番直前対策 | 立教大過去問・メンタルケア |
スケジュールはあくまで目安です。模試の結果を見ながら柔軟に修正していくことが大切です。特に夏休みは1日8〜10時間学習できるチャンスなので、ここで差をつけることを意識しましょう。
立教大学受験に役立つ参考書・教材
どんなに良い授業を受けても、自学自習の質が低ければ成績は上がりません。立教大学受験に特化した参考書・教材の選び方を科目別に紹介します。
英語のおすすめ参考書
英語は立教大学受験の中心科目です。レベル別に参考書を選びましょう。
- 【語彙】『システム英単語』(駿台文庫):見出し語数が多く、MARCH〜早慶レベルまで対応
- 【文法】『Vintage』(いいずな書店):文法・語法・イディオムを体系的に網羅
- 【読解】『英語長文ハイパートレーニング レベル3』(桐原書店):MARCH合格レベルの長文読解に最適
- 【過去問】『立教大学 英語』(赤本・教学社):最低5年分を繰り返し解く
立教大学の英語は長文のボリュームが多く、時間配分が難しい試験です。日頃から時間を計りながら長文を読む練習をしておくと、本番のスピード感に対応できます。
国語・社会のおすすめ参考書
国語は現代文と古文どちらも対策が必要です。現代文には『現代文読解力の開発講座』(駿台文庫)、古文には『古文単語315』(河合出版)と『古典文法スーパー暗記帖』(学研)がおすすめです。
社会は選択科目によって参考書が変わります。
- 日本史:『詳説日本史B』(山川出版社)+ 一問一答(東進)
- 世界史:『ナビゲーター世界史』(山川出版社)+『世界史B一問一答』(東進)
- 政治・経済:『政治・経済 用語集』(山川出版社)
社会科目はインプット(暗記)とアウトプット(問題演習)のバランスが大切です。参考書で覚えたら必ず問題集で確認するサイクルを習慣化しましょう。
模試の活用法
模試は成績確認の場だけでなく、本番に向けた実戦練習と弱点発見のツールとして活用することが重要です。
立教大学を目指す受験生に特におすすめの模試は以下の通りです。
- 河合塾 全統記述模試・マーク模試:偏差値の信頼性が高く、受験生の母集団が大きい
- 駿台 全国模試・MARCH志望校判定模試:難易度が高めで、自分の実力を厳しめに測れる
- 東進 大学別過去問演習:立教大学の形式に慣れるための演習に最適
模試は受けっぱなしにするのが最もよくないパターンです。結果が出たら必ず「できなかった問題の原因分析」をして、次の学習計画に反映させましょう。この習慣が偏差値アップにつながります。
立教大学合格に向けて今すぐできること
受験勉強は「いつか始めよう」では間に合いません。今この瞬間から動き出すことで、ライバルと差をつけることができます。具体的なアクションを確認しましょう。
受験スケジュールの確認
立教大学の受験スケジュールは毎年ほぼ同じパターンです。
- 出願期間:例年1月上旬〜中旬
- 全学部日程:例年2月上旬
- 学部個別日程:例年2月中旬〜下旬
- 共通テスト利用型:共通テスト後(1月)に出願、2〜3月に合格発表
受験スケジュールは毎年変更される可能性があります。必ず立教大学公式サイトの入試情報ページで最新の日程を確認してください。
まず取り組むべき最初のステップ
「何から始めればいいかわからない」という受験生に向けて、最初に取り組むべきことを整理します。
- 模試を受けて現在の偏差値を把握する:河合塾または駿台の模試を受け、今の立ち位置を数値で確認する
- 英単語帳を1冊決めて毎日続ける:まず1冊を完璧にすることが、英語力向上の最短ルート
- 立教大学のオープンキャンパス・入試説明会に参加する:大学の雰囲気を直接感じることでモチベーションが上がる
- 予備校の無料体験授業を複数受けてみる:自分に合う学習スタイルを早めに見つける
大切なのは「完璧な計画を立ててから始める」ではなく、「今すぐ1つでも行動に移す」ことです。英単語帳を開く、模試を申し込む——小さな一歩が合格への道を開きます。
立教大学はMARCHの中でも英語・語学教育に定評があり、就職にも強い大学です。偏差値の壁を乗り越えることは簡単ではありませんが、正しい方法で継続的に取り組めば必ず結果はついてきます。この記事を参考に、自分だけの受験戦略を組み立ててみてください。記事全体をコピー